英会話始めたいけど
単語をあんまり知らないし
どこから手を付けたらいいんだろう
こんなふうにお考えの方に向けてこの記事を書いています。
英会話を始めようと考えている方は、ぜひ最後まで読んでいっていただきたいです。
今回紹介する勉強法は英単語mikanを使ったとても効果的な英会話勉強法です。
英単語mikanは単語帳をめくる感覚で学習できるシンプルなアプリです。僕は無料版のmikanでかなりの単語を勉強しました。
当然ですが、単語帳アプリで勉強するだけで英会話力が伸びるわけではありません。
他の英会話勉強に先行してmikanで単語を覚えるのは、いわば英会話習得の初期段階です。
僕の考えでは英会話初心者の英語学習は
の順番で始めるのが一番効率が良いと思っています。
理由は簡単で
- 個別の発音を覚え
- その音で単語を覚え
- その知識を持って勉強を進めていく
この「入り方」が一番無駄が少ないからです。
みかんではこの①発音と②語彙の部分を同時に覚えます。
この勉強法を始める前に発音記号と発音の仕方を覚えておきましょう。音の出し方を知っておいたほうがより上手に発音できるようになります。
覚えるべき個別の発音は約44個しかありませんので、思ったほど難しくないです。その気になれば1日でできます。
ちなみに僕は英語耳を読みましたが、別に発音本は何でも良いと思います。よかったら↓の英語耳レビューをご覧ください。
関連記事＞＞[英語耳レビュー]ネイティブみたいに話したい！発音矯正がリスニングに効果？
それではさっそく本題に入りましょう。
無料mikanでリスニングの効果も！
mikanは単語の学習アプリですが、
すべての単語の発音が音声で聞けるので、
じつはとてもリスニングの基礎勉強になります。
1つ例をあげますと、Familyという単語があります。
これ95％以上の日本人がファミリーと読むと思います。なんと言ってもファミリーはカタカナで日本語ですから。
本来、日本語と英語はほとんどの音（音素）が微妙に違いますのでカタカナで書くのは無理があるのですが、
それでも、英語のFamilyを無理やりカタカナに変えてみると
「フェムリ」
のほうがどちらかというと近い音だと思います。
目を閉じて音声だけもう一度聞いてみて下さい。
日本人の言う「ファミリー」とはぜんぜん違うと思いませんか？
これは日本人が英語のスペルをローマ字読みで読んでいるからという弊害もあります。
こうした単語の発音の違いを考えながら学習するのに、英単語mikanのようなアプリはもってこいなのです。
英単語mikan無料でおすすめ単語集
無料版mikanで使える単語集はいくつかあるのですが、以下がおすすめです。
レベル順に
①中学英単語1000
②高校基礎500
③センター試験500
④大学受験2500
⑤TOEIC2500
です。
初心者の方はとにかく①と②を習得してしまいましょう。
⑤にあるような、あまり難しい単語を最初から学習するのはおすすめしません。
日常生活で使う頻度が少ないからです。
がんばって覚えてもけっきょく使わないと忘れてしまいますので、初心者の日常英会話の勉強には向かないと考えます。
それなら、①～③あたりの2000語を見た瞬間に意味がわかるように覚えたほうがいいです。
初心者が日常生活でほぼ困らない程度のボキャブラリーはカバーできると思います。
英単語mikan無料アプリおすすめの設定
アプリの使い方は簡単です。
英単語mikan無料版をダウンロードするとスマホに以下のようなアイコンが表示されます。
自分の勉強したい単語集を教材一覧から選択→学習が始まります。
おすすめの設定は
カードめくり２秒
テスト４秒
です。設定は以下のとおりに行います。
設定の仕方は、上の図のように画面右下に表示されている「その他」をタップ。
次に右上の「設定」をタップ。
フラッシュカードで２秒毎にカードがめくられるように設定します。
単語練習はスピーデーにやったほうがいいです。
一回の設定の数は変更できますが、100語をフラッシュカードで勉強する設定にします。
教材を選ぶと下記画面になります。歯車をタップします。
下記の様に100に設定します。
これで僕のおすすめの設定は完了です。
レベルアップするには勉強した100語を4択問題で出題され全問正解する必要があります。
レベルアップしていくとトータルで勉強できる単語が増えていきます。
mikan音声といっしょに発声練習！
単語の発音を発声しながら学習します。
そのさい、単語の音をよく聞いから発声しましょう。
よく聞くと日本語のカタカナと英語の音の違いがわかると思います。
これは正しい発音を覚えるためにも必ずしたほうがいいです。
自分の口で出した音があとあとリスニングで聞きやすくなります。
英単語習得は回転率で勝負！完璧でなくていい
まず自分が何語覚えるか決めます。あまり欲張らないでいいです。
初心者なら中学基礎1000と高校基礎500
最初はトータル1500語で十分です。もちろん後で増やすのに越したことはないですが。
1日にやる量はできれば200語以上。
1500語を遅くとも2週間以内に終わらせ、また最初から繰り返します。
だらだらと何ヶ月もかけてやると最初の方の単語を忘れてしまうので、覚悟を決めってやってしまいましょう。
これは記憶に定着させるために効果的な勉強法で、1500語全体をグルグルと3度4度と繰り返します。
2回目からは覚えている単語も増えてくるので1日に200語以上は簡単で、流すように勉強していきます。
1度に完璧に覚える必要はないです。
単語の難易度が上がってくると一回の学習で100語を通してやると、90語ぐらいは覚えやすく、残りの10語くらいだけが覚えづらいということがよくあります。
ちなみに↑はTOEIC2500を3周した後の感じです。
アプリの評価はほとんどうろ覚え以下ですが、自分としては80％以上は大丈夫かなっていう感覚です。
つまり2500語のうちの2000語ぐらいは大丈夫になったわけです。
英単語一つに対して基本的に一個の日本語訳しか表示されません。日本語訳がいまいちピンとこないときもあります。
しかし目的はあくまで英会話です。日本語訳が覚えたいわけではないです。
覚えたいのは単語のイメージですから「この単語の意味はわかる！」と感じることができたらそれでOKです。
上記のように何度でも満足するまで回転させましょう。この作業で長期記憶に残り将来的にも忘れづらくなります。
目を閉じて耳を済ませ、英単語を聞こう！
中学基礎1000については初心者の方でも半分以上は知っているような単語ばかりで、簡単すぎると思う方も多いと思います。しかしこの基礎レベルは日常よく使う単語で、きちんと耳鳴らししたほうがいい単語ばかりです。
わかり易くするためにまたカタカナで表記しますが、
例えば
Ball /bɔ:ˈl/
と
Bowl /boʊˈl/
は日本語ではどちらもボールで区別はつけませんが。英語では違う音です。
これがBallです。
これがBowlです。
難しいですがちょっと違いますね。
実際区別がつかなくてもいいですが、
将来英語が上手になりたいのなら、知識として知っておいたほうが良いです。経験談です😊
簡単な単語はとくに、一つ一つの音を聞き取る意識で、目を閉じて聞いてみましょう。
意味を覚えた単語もネイティブの英語と自分の発声している音がピタリと合うのは結構むずかしいです。
ですので、中学基礎1000が簡単だと思う人は意味を勉強するよりも音を勉強するつもりで使ってみましょう。
それでも簡単すぎて退屈で苦痛だ、もうやめてしまいたい、と感じたら、高校基礎500に移りましょう。
なんといってもいちばん大事なのは継続ですから。
まとめ：[英語初心者必見！]無料単語アプリmikanで英会話の基礎学習
mikanは
無料で、
ボキャブラリーを増やせ、
音声をスピーディーに繰り返せる
ので使わない手はないのです。
上に書いたとおり英会話初心者の発音基礎固めにもってこいのアプリになります。
いくつか他のアプリと比べてみましたが、スピーディーに大量に英語の音声が聞けるという点では1番よかったです。英会話の習得目指して頑張っていきましょう。
では良い一日を！
