オーストラリアでワーホリでの仕事さがしてるんだけど。日本食レストランってどうかな?
これからワーホリを始める方が、現地について日本食レストランで働くということについて、できる限りわかりやすくこの記事で書いてみたいと思います。
ぼくはオーストラリアに永住しています。
数年前、前の職場で一緒に働いていた子なのですが、家賃が払えなくてシェアハウスから追い出された女の子がいました。
その子はワーホリだったのですが計画的にお金を使えなかったのか、トラブルにでもあったのか、詳しいことはわかりません。
ぼくにとつぜん辞めるというメールを送ってきて、お金がないので知人を頼って引っ越しますと、謝っていました。
彼女がその後どうしたのかぼくは知りませんが、思い出すとちょっと気の毒になります。
海外生活を楽しむために、やっぱり金銭的な余裕は欲しいですよね。
生活費が心細いと、英語力うんぬんとか、ワーホリ生活を充実させるとか、そんなことを言ってるどころではなくなってしまいます。
この記事はワーキングホリデーで来た方が、日本食レストラン(ジャパレス)でアルバイトをしたほうが良いという記事ではないです。
お金を稼ぐのに日本食レストランで働くのも一つの選択肢であるし、考えようによってはメリットもあるよ、という記事です。よかったらご参考までに。
★ジャパレスは日本人を採用したい
ジャパレスはやはり日本食がわかっている人間を採用したがっているという話をよくききます。メルボルンのカジノにある高級料理店でも、採用には日本人が優遇されるということです。
ジャパレスとしてはいちいち「味噌汁」から教えるより、「味噌汁」を知っている人を雇いたいですし、レストランに来るお客さんも本モノ(Authentic : オーセンティックって英語で言います)の日本食と日本人のサービスを期待してくるのです。
要するに日本人であるというだけで、日本食レストランのには価値があるのです。
★ワーホリ初期は安心できる職場で
もしあなたが、チャレンジ精神旺盛だったり、英語に自身があるから、すぐに英語で仕事をする環境に飛び込みたいというのなら、それはもちろんやってみる価値はあると思います。
でも、まだ英語に自信がないから、少し環境に慣らしてから、という考えがあるのなら、それはそれでいいとぼくは思います。
あまり自分にプレッシャーを掛けすぎてワーホリが楽しめないのは考えものです。
心地よい程度のプレッシャーは良いと思いますが、心が折れて帰国するなんてことになったら本末転倒です。やはり楽しめる環境が大事なのではないでしょうか。
★ジャパレス仕事で英語になれよう
お客さんとの接客で英語になれましょう。
基本的に、仕事中はお客さんと世間話はできないと思います。
たいていの場合、飲食店は人件費を削りたいので、最低の人員しかおいていないのです。そのため、皿洗いや、仕込みや、掃除と仕事が山積みです。
ただし、お客さんはローカルに住んでいる人が多いと思いますので、一言二言でも英語でやり取りをします。それも一日に何十人とやるわけです。ある程度決まったやり取りをすることになりますが、
一つおすすめの勉強法として、英語のセンテンスの言いまわしを変えてみるのは、いい勉強になりますよ。
例えば、
Could I make sure of your order? (お客様の注文を確認してもいいですか?)
を
Let me confirm your order. (お客様の注文を確認させていただきます)
に言い換えてみるとか。
これは英語になれるには良い練習になります。
★これは仕事です。店選びは慎重に
ジャパレスと言っても、日本人オーナーの純日本人レストランもあれば、ローカルオーナーの多国籍スタッフのレストランもあります。
自分がおすすめするのはローカルオーナーの店です。
残念なことではありますが、日本人オーナーのジャパレスのほうが最低賃金以下で仕事をさせるところが多いらしいです。
ローカルのウェブサイトなどで求人を確認するときに、できれば給料を含めた就労条件をきちんと掲載しているところから選びましょう。
かと言ってローカルのオーナーはすべて法定の最低賃金を払っているかというとそれもちょっと疑わしいですが。
面接の時に大抵はマネージャーが細かい説明をしてきますが、そのときに
必要事項をきちんと説明しなかったり給料などをうやむやにするような店は避けたほうが良いと思います。
ちなみに、オーストラリアではお給料の支払いは2週間に一度の店が多いと思います。
★仕事の面接で気をつけたいこと
遅くとも5分前に行くこと。10分前でも良いです。マネージャーが時間が空いた場合、あなたのことを待っている場合もあります。
もちろんその逆に待たされることもありますけれど、早く店についていたほうがはるかに印象が良いです。
自信がなくても、あまり自信のなさを表に出さない。
英語について効かれた場合は、勉強してきたので大丈夫ですといいましょう。
ジャパレスの場合は英語ができなくても、本当に大丈夫です。お客さんも笑顔で接すれば間違えてもそうそう怒らないと思います。
最近ではスタディサプリなどのアプリで簡単に英会話の勉強ができますので、活用することもおすすめします。
あわせて読みたい>>スタディサプリENGLISH新日常英会話|海外歴18年私のアプリの効果的使い方
面接が終わってから、質疑があると思います。わからないことは全て聞いたほうが良いと思います。
ここで前の職場の愚痴など言わないように。ネガティブなことは言わないに越したことはありません。
★ジャパレスの仕事に必要な英語
まず、メニューは早めに覚えましょう。メニューが全部覚えられていると仕事がぜんぜん楽になりますし、英語を話すときもしどろもどろになりずらいです。
お客さんの言っていることがわからなくてもメニューがわかっていれば、オーダーの取り間違えなども避けられます。
いくつか基本的な英語フレーズを紹介致します。同じような意味の言葉を何種類か言えるようにしておきましょう。
まず、挨拶です。
Hello, how are you?/ How are you going?/ How’s it going?
以下はカスタマーが来たときに言えると良いと思う言葉です。
What would you like? /How can I help you?/What can I do for you?
太字はお客さんの言葉です。
I am still deciding./ I would like ~./ Can I grab ~ ,please?
電話にて。
電話はハードルが高いかもしれませんが、まあ、慣れが大事です。ただ、オーダーを聞き間違えないように注意しましょう。
Hello, This is ○○○ restaurant, Taro speaking.
Could I place an order for pickup?/I would like to order for pickup./
Sure, what would you like?
以下はお客さんのオーダーを繰り返し、確認したいとき使えるセンテンスです。
Could I confirm your order?/Could I make sure of your order?/Let me confirm your order.
お客さんに待ってもらうときの言葉です。
I will be with you shortly./One moment please./
ちょっとボスに聞いてくるときに使う言葉です。
Let me check. I need to ask my boss.
★まとめ:ワーホリで仕事!オーストラリアの日本食レストラン[ジャパレス]ってどう?
いかがでしたか。
飲食はたいてい人の入れ替わりが激しい業界です。つまり人手不足の店がかならずあるということです。
日本食レストランに限らず、どうしても働きたいカフェがあるのなら、客として通って、まずマネージャーと友だちになれると成功率が上がると思います。
もっとも余計な人間を雇う余裕はない店が多いので、タイミングとかがあわないと難しいとは思いますけど。
いろいろぼくなりに思うところを書き連ねてきましたが、とにかくオーストラリアにワーホリで来る方には、いい思い出ができることを祈っております。ということで、おしまいです。
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