イースターと言えばイースター・エッグ。
イースター・エッグと言えばイースター・バニー。
イースター・エッグとイースター・バニーといえばエッグ・ハント。
かどうかはわかりませんが、今朝は子供を喜ばそうとエッグハントをやりました。本来は復活祭の日にやるんでしょうが、とにかくやりましたので、それについて今日は記事にしたいと思います。
イースターは日本語で復活祭です。大きな行事ですが、日本での知名度はクリスマスにはちょっと及ばない感がありますね。けれどもキリスト教世界ではクリスマスと並ぶ大きな祭事です。
★イースターについて大事な語彙
イースターに関してはいくつか大事な語彙があるので、ここで簡単におさらいしましょう。
- グッド・フライデー:キリストが死んだとされる金曜日。オーストラリアでは祭日です。
- イースター・サンデー:死んだキリストが復活したとされる日。いわゆるイースターといえばこの日曜日のことを指し、復活祭の祝われる日曜日ということになります。
- イースター・マンデー:復活祭の翌日の月曜日は祭日です。振返え休日ってことかな、と思います。
- グッド・フライデーからイースター・マンデーの4日間は感覚的に、日本のゴールデンウィークに近いような気がします。
このイースター4連休は移動祝日で、「春分の日のあとの最初の満月のあとの次の日曜日」がイースター・サンデーとなります。ややこしいですが、そう決まっています。
ちなみに今年2020年は4月10日(金)がグッドフライデーです。
- イースター・エッグ:イースターを祝うために配られた飾られた卵。昔はほんもののゆで卵でしたが、今はカラフルなホイルで包まれた卵型チョコレートが一般的。このチョコの中は空洞か、小さなプラスチックのおもちゃが入ってたりします。
- イースター・バニー:英語圏やドイツではイースター・バニーと呼ばれるうさぎがイースターエッグを隠すという伝承がある。
★エッグハントをちょっと演出しよう
うちには6歳の娘がおりますが、サンタクロースにプレゼントをもらっていると信じています。
ですので今日のエッグ・ハントもイースター・バニーがうちに来るということにしようと、妻と相談しました。
そこでぼくは朝、洗濯物を干しながら庭のあちこちにイースター・エッグ・チョコレートやお菓子を隠しました。洗濯物を干しながら、お菓子を隠したのはそのほうが子供に怪しまれないと思ったからです。
実は去年も同じことをやっていて、子供が大喜びだったのですが、去年よりも子供は成長していますので、今年は去年より慎重にこっそりとやりました。
★イースター・バニーの足跡を描こう
お菓子を隠したあとで、うちの庭はコンクリート部分があるのですが、そこにチョークでイースター・バニーの足跡を描きました。じっさいに来て、ぴょんぴょんと帰っていったという演出です。娘は去年はこの足跡を見つけて大喜びでした。
今年も素直に喜ぶのかわかりませんが、とにかくぼくは庭から朝食の食卓に戻りました。
★イースター・バニーについてのそれらしい会話をしよう
「今年はコロナの影響でイースター・バニー」来ないかな。と妻が始めます。
「どうだろうね、今年は難しいかもね」とぼく。
「今年は来ないんじゃないの」と娘。
「イースター・バニー、去年は、来る前にうちに来るよって電話くれたけどね」と妻。
「どんな声だったの?」とぼく。
「すごく、早口だったよ」と妻。
とかなんとか。
★スマホにイースターバニーから電話が来る。
こんな感じの会話をしたあとで、朝食がすむと、妻は席を外し、自宅の電話で自分のスマホに電話をかけました。スマホは食卓においたままにして、娘にそれを持ってくるように頼んでいます。
スマホの表示には「イースター・バニー」と表示されています。
その文字を娘に見せると娘は大喜びです。
「あれ、電話切れちゃった。でも去年みたいに、イースターエッグを持ってきたんじゃないの」とか言って、さっそく庭に出て、お菓子を探します。
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結果的には、足跡を見て、今年も来たと大喜びしていました。そして、下の2歳半の弟と一緒に庭中探し回って、チョコレートやお菓子を見つけて大満足でした。
サンタクロースやイースターバニーを子供に信じさせることについて、賛否両論でいろんな議論もあるみたいです。でもまあ、少なくとも子供と大人が一緒に楽しんで育っていくのは良いことだと思います。どちらにせよ、あと何年かすれば親より友達を優先するようになっていくでしょう。
子供が親のすることを喜んでいるあいだは、こうしたちょっとした手間は良いことなのではないかなと、
今後も続けていきたいなと思います。
では、良い一日を。
みなみかぜ