- 英会話してるけど、伸びてる感じがしない
- 最近、モチベーションも下がってきた
- 楽しく英語が伸ばす方法を知りたいな
そんな悩みを持つ方に向けて記事を書きました。
この記事を書いている僕は、もともと英語は苦手でしたが、
30歳過ぎてオーストラリアに留学→語学学校→英語教授法(TESOL)の資格取得→シドニーの大学院で応用言語学を修了→オーストラリア教員免許、永住権取得してます。
僕自身、英語の伸び悩みは長いこと感じていましたし、今でも勉強中です😊
家の中では家族と日本語で話すので、油断するとすぐに生活が日本語ばかりになってしまいます。
とくに社会人の方。英語を勉強し直してるけど、「英会話力が伸びない」と悩み始めている方。
そんなあなたに、伸び悩みを解決する方法を、紹介したいと思います。
- 覚悟を決めて時間を確保
- 学習レベルを見直す
- リスニングはすべて拾う意識で
- 毎日英語を考え、英語で考えたい
- 楽しむ意識で
英会話学習に必要な学習時間は3000時間?
英会話のための時間確保が大事
ゼロから日常的な英会話を習得するには3,000時間必要と言われてます。
ネイティブレベルを目指すなら5,000時間ぐらい必要とも。
中学と高校の学校教育と自己学習などで英語学習トータルは1500時間ぐらいある人もいるでしょう。でも3000時間の半分。のこり1500時間。。。
こちらの記事もおすすめ→[時間がない社会人英会話学習者]が覚悟を決めて時間を効率よく使う勉強法
この効率を考えることが重要なのは実体験から断言できます。
あとで効果がずいぶん変わってくると思うからです。
ちなみにかの有名な英語耳という本では、著者の松澤喜好氏がとてもすばらしい勉強法を紹介していますので英語好きの人にはぜひ読んでほしいです。
英語が伸びない人のブレイクスルー
語学を勉強しているのに伸びない、まったく停滞している、と感じるのは、よくあることです。
それでも英語を続けていくと、
とつぜん無意識に英語が口からすべり出た
英語がすんなり耳に入ってきた
など、じぶんの英語力に突然のブレイクスルーを感じる人も多いです。
これでペラペラになったという訳ではないですが、とにかく自分の成長を感じることができるわけです。
これは一つのおおきなモチベーションになります。
この経験を目指そう!
なんとか時間を作ってがんばっていきましょう。
英語学習レベルを見直そう
自分の英会話力レベルは?
学習者の英会話力を計るのはかんたんではありません。
英語の能力に関わらずたくさん英語を発言できる人のほうがコミュニケーション力は高いし、こういう人のほうが上達は早い傾向のようです。
逆に、相手の話が理解できていても英語が口から出なければ、会話が成立しません。
文法や発音を間違えると恥ずかしい
日本語で考えちゃうから言葉が出てこない
この2つのパターンが多いと思います。
間違えると恥ずかしい方は、考え方を変えないといけません。
当たり前のことですが、最初から英語が話せるわけではないし、だれでも練習過程はあるわけです。
日本語で考えちゃう人は英語に対する慣れが足りないだけなので、
時間はかかりますが少し以下に話すとおり学習方法を見直しましょう。
英語を伸ばすための文法復習
自分が中学・高校の英語の文法をほぼマスターしているか確認しましょう。
最近のランゲージスクールでは新しい教授法として、文法を教えないところもありますが、時間のない人にはあまりおすすめできません。
日本にいながら英語を学ぶには、やはり文法システムを覚えてしまうほうが効率的です。
ですので、中学高校英語の文法に自信がない方はとりあえず一旦復習しましょう。
英語が伸びないと感じるのは定着不足
英会話力を伸ばすには耳からのインプット
英会話力を伸ばしたいのであれば、テキストを読むよりも、耳でインプットして、口でアウトプットするという勉強法を増やしたほうが効率は良いです。
英語の活字を読むのももちろん無駄ではありませんが、インプットの7~8割はリスニングでするのがおすすめです。
そのさい、
英語を注意深く聴く
ひとつひとつの音を拾う努力をする
ただ単に聞き流すのも、英語と日本語の音のフローの違いを脳に刻み込むという上では無駄ではないかもしれませんが、効率を考えるとあまりおすすめではありません。
「なんとなく聞き取れる部分も結構ある」というレベルの英語を一語一句聞き逃さないぞっていう態度で練習しましょう。
新しい英会話表現を覚えるときの注意
新しいボキャブラリーを覚えるときは必ず発音を確認しましょう。後日忘れてしまうことも多いですが、とにかく発音をいちいちチェックしましょう。
最近ではスマホなど辞書機能で発音がチェックできるので、初めての単語は何度か正しい発音を口ずさむ癖をつけましょう。
読むことと、発言することは違う
役に立つフレーズ集などの書籍で文章を暗記する勉強をしている人がいます。
これは、やり方を間違えると効率が悪くなってしまいます。書籍を使ってフレーズを覚えたいときは以下のような方法がおすすめです。
- シチュエーションを具体的に想像する
- 練習フレーズの英単語は現実的なものに変える
- 英語が現実味を帯びることをイメージする
ただし、勉強時間配分でリスニングより本を読む時間が多いなと感じた場合は、やはりリスニングにあてる時間を増やしましょう。
いつも英語について考える習慣
あらゆる面で、いつでも英語について考えましょう。
これをするとしないでは、結果が大きく変わってくると思います。通勤の往復時間、昼食、トイレ休憩、家事、お風呂どこでもできます。
覚えた英語を脳内復習
英語でどう言うか考える
英語に関する気づきをメモる
時間は限られていますので隙間時間はこのように英語のことを考えるのをおすすめします。
運転したりするのは危ないからやめようね!
できるだけ英語を口に出して、伸びを実感
英語を話す機会が、週に2~3回の英会話教室だけでは停滞時期からなかなか抜け出せません。
教室の外でも英語を話す機会を増やしたいところです。
伝えたい人の顔を思い浮かべる
どうしたらうまく伝わるか考える(5W1Hを使う)
を考えて練習しましょう。
そして筆者もかなり苦労したことですが、何かを「説明・描写」するのが英語ではとても難しいと感じました。
日本語でも人に対して物事を説明する難しいときがあります。
いくつかの文章を組みあわせなければ、相手にわかってもらえません。
「どうしてあの人と合うのか?」
「先日会社を休んだ理由は」
「かるたってどういうもの?」
というお題を自分に出して、それを誰かに説明できるような練習が良いと思います。
英会話教室の方針にもよりますが、発音矯正だけをする教室はないと思います。
あまり発音にとらわれすぎると、会話ができなくなってしまうからです。
なるべく発音を気にしながら、教材などで自分チェックをしながら繰り返し練習しましょう。
英会話力を伸ばすには継続あるのみ
英会話のちからを伸ばすためには学習時間の確保はとても大事になってきます。
英語学習には、なるべく沢山の時間を作ることはたしかに大事ですが、あまり無理をしますと、継続自体が難しくなってきます。
そもそも継続できなければ、学習自体ストップしてしまいますので、
もし忙しくて大変なときには
「今日のインプットは15分だけにして、あとは脳内復習にしよう」
「来週は仕事が忙しいから、今週末頑張っちゃおう」
英会話力が伸びないときの対処法まとめ
日本語と英語はアルファベットも語順も音節の使い方もイントネーションも違う。英語でよく使う子音も日本語ではほとんど使われません。
英語は日本語のようにコンテクストに頼らなくても通じるように文章を作らなければなりません。
ヨーロッパの人が英語を習得するより、日本人の英語習得には、はるかに時間がかかります。
中学・高校の文法復習
レベルを考えてリスニング中心
脳内で英語について考える
ひとりごとの活用
ブレイクスルーを信じよう
で継続学習していきましょう。
では、よい一日を