英会話の勉強をしたい。でも仕事が忙しくて時間がない。どうしたら効率的に英語を身につけられるんだろう。
筆者は現在、オーストラリアで永住権を取って生活していますが、
- 中学生のころから英語が苦手。
- 英語とは縁のない職場に就職。
- とつぜん思い出したように英語を勉強するが長続きしない。
- そのまま英語に触れない時期のほうが長くなる。
日本にいたときは↑のような感じでした。
社会人で勉強が続かない人に、よくあるケースではないでしょうか。
こんな自分がオーストラリアの大学院で応用言語学を学び、無事卒業することが出来ました。
日本の職場を退職して20年ほど立ちますが、
今でも小学校に通っている娘にときどき発音を矯正されたりしながら、ぼちぼち英語を勉強し続けています。
社会人が英語学習をつづけるのは大変なことと思います。仕事以外にも生活や付き合いのために時間を取られることも多くなります。
まとまった時間の確保はたしかに大変だにゃ
でも、英語が話せるようになりたい!
とするとどうしたらいいのでしょうか。
これはベタですが「覚悟」を決めることだと思います。
「覚悟」を決めたら3ヶ月だけマシーンのように勉強を続けます。
明るい未来をイメージにゃ!
3ヶ月後には
新しい自分に会える、かもしれません😊
3ヶ月は英会話学習するという覚悟
まず英会話学習の習慣化から
英語の勉強は決して無駄にはなりません。とりあえず3ヶ月は頑張ってみるときめて、
できれば目につくところに「英語する!」と紙を貼りましょう。
ただ、
実際のところ3ヶ月がんばったところで英語の伸びはたかが知れています。
基礎的な英語の文法を習得した人が、
日常英会話の習得に
1500時間(もちろん個人差があります)かかると言われています。
1日2時間でも2年以上はかかる計算です。
つまりここでは、
まずは英会話力の伸びよりも、
- 集中して
- 毎日
- 効率よく勉強すること
を習慣づける
ことが先決であると考えます。
まず、何をどんなふうにやるか決めて、それを習慣化してしまいましょう。
時間がない社会人の英語勉強法例
例えば、
最初にスケジュールを決めたら単純に続けるだけです。もうロボットと同じです。機械的に繰り返します。
機械的にイヤホンを耳に入れ、
機械的につぶやき
機械的にスマホを使って、
勉強します。
大変ですが、3ヶ月ならなんとかなるのではないでしょうか。
3ヶ月経ったらまたそのときにどうすればいいか考えましょう。
その後の継続が楽になります。
「覚悟」して始めた学習が「楽しみ」に変わっていきます。きっと😊
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時間がない。だから効率的な英会話学習
必要な1日の英語勉強時間
さて覚悟を決めたら、1日どのくらい勉強しましょうか。
少し具体的に考えてみましょう。
まず、英会話に大事なことは読み書きよりも、リスニングとスピーキングであるというのは、言うまでもないことです。
けれども、本を読んで→書くという学校教育に慣れてきたせいか、日本人はこの勉強方法が得意ではないように感じます。
ここではまず英語学習のインプットの中心を耳にする努力をしましょう。
なぜなら、耳で勉強すれば忙しい社会人でも時間を最大限に使えるからです。
朝の身支度、行き帰りの通勤時間、などは耳で勉強できます。
これだけで、ほとんどの人が1時間以上多い人は2時間近く英語のリスニングができるのではないでしょうか。
あとは昼休みに30分勉強、
家に帰って1時間半勉強、
これで3時間です。出来そうじゃないですか?
残業をしても、食事をしても、英語の勉強は休みません。
時間が少なくてもいいので毎日勉強する癖をつけるましょう。
また早起きをするのもおすすめです。30分の早起きでもいいと思います。
ちなみに筆者は朝型で、毎朝4時には机に向かってます😊朝のほうが勉強に集中できるので、おすすめです。
あとは週末にまとめて勉強できれば、1日平均3時間はぜんぜん無理な数字ではないと思います。
1週間で20時間以上の学習時間確保できれば、
20時間✕52週で、1040時間。
1年間で1000時間を超える計算になります。
時間がない?でも3時間英語学習!
短期記憶と長期記憶
英語の学習に反復は不可欠です。短期記憶と長期記憶の話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
簡単に言ってしまえば短期記憶はその時だけのもので、すぐに忘れてしまう記憶です。長期記憶は長く残る記憶です。
勉強した英語を長期記憶に残すには学習した内容が短期記憶に残っているうちに、もう一度復習して記憶に定着させなければなりません。
例えば1冊の本を3日で読んで復習すると、まだ最初の部分は覚えているので、記憶を補強しやすいですが、
同じ本に半年かけてしまうと最初の方は殆ど忘れていて、また1から勉強するという形になってしまいます。
短期間に復習を繰り返す英語勉強法
上記のように長い時間かけて一冊の本を読むのはとても効率が悪いのです。このようにやるときはギュッと詰め込んだほうが効率が良く、
1日3時間ぐらいの学習時間が欲しい
ということになります。
文法書であれば、1ヶ月以内で理解して読んで、繰り返します。2回目は理解しているぶん半分ぐらいの時間で読めるはずです。
何冊もの本を同時に勉強するのは、復習するのが難しくなりますが、多すぎなければいいのかなと個人的には思います。
そのさい必ず極力短い期間を決めてに3回以上復習できるような計画をたてましょう。
理想的には最初は1ヶ月以内に1とおり読み、2回目は2週間以内に復習、3回目はそれよりも短い時間を目指します。
筆者は最近単語やフレーズを覚えるのにスマホのアプリを使っています。いつまで経っても終わらない量をやるのではなく、一定期間を決めて繰り返し復習しています。
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時間がない社会人の英会話勉強法のまとめ
いかがでしたか。時間のない社会人になって英語を学ぼうとするのは大変なことですが、
しかし同時にとても誇らしいことでもあります。
上記のように。
勉強する覚悟を決めて、
機械的に繰り返し、
伸びる楽しさを実感できる学習を目指して。一緒に頑張りましょう。
では、良い一日を。